駄文ですが趣味の範囲内で書いてます。 リアルと思う方吐き気します。 時に画像の作品 アーティスト yacoh35様 フォトグラファー 木寺一路様 のご好意により掲載させていただいてます。


by azumi_azumi0701

あの人

昼には少し遅い時間に目が覚めた

カーテンの隙間からは確かに朝の日差しではない光りがこぼれ差している


部屋の辺りを見渡すと下着や洋服が散乱している。


ベッドにはあの人が居た跡がある。

ひんやりと冷たい。
つまりここには居ないって事だ。

私はあの人が忘れて行った煙草を手に取り
火を付け吹かしてみた


寝ぼけてた頭が少しずつハッキリし
テーブルに私のスマホのランプがついている。

冷蔵庫にある野菜ジュースをグラスに注ぎ一口喉を潤し

スマホを見た。メッセだ。
開いて見るとあの人からで

『このメッセを見たという事はようやく起きたね。ぐっすり眠っていたから
先に用事を済ませている。
食事は用意してあるから
食べてなさい。
それから僕に連絡するように。』


この部屋はあの人の部屋で私は合鍵を持つ程の関係になっているらしい。

私にはあの人に好きだの愛してるだのそんな言葉を聞いた事がない。


ただ、首輪と手錠と合鍵を数ヵ月前にプレゼントとしていただいたばかり。


私がボーイフレンドとkissしていても
何をしても

寝ないのをよく知っているから
笑顔で私に触れる


ただ一度だけ怒った事があった。


それはあるバーである友人と向かい合わせで脚を絡め合わせ首筋に手首に

そして唇に目と目を合わせながら交わしていたのを

あの人に見られた時

『kissをしていいが
躰に触れていいとは言ってないよね。』

と笑顔で私の手首にkissをし
手錠をかけ抱き抱え無理矢理に車に押し込められた事があった。


その夜は両腕に手錠をベッドと脚にロープで縛り
口には猿轡を

私の中に無造作に入ってきた

痛くて叫ぶと

『これは罰だよ。
君の躰と心に刻み付けるから
よく理解するように』


眠る事さえ許されなかった。


暫く躰の疼きは消えなかった程に



だから私は自由で自由ではない。

いつもあの人の手の中で転がされている


でもそれは
私がペットだから?

恋人だから?


そう訊ねてみたい。


きっとあの人はこう言うだろう。。



『どちらでもあるよ。』


って。

f0307778_16294445.jpg



photo by 木寺一路
[PR]
by azumi_azumi0701 | 2014-03-21 16:29 | Comments(0)