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駄文ですが趣味の範囲内で書いてます。 リアルと思う方吐き気します。 時に画像の作品 アーティスト yacoh35様 フォトグラファー 木寺一路様 のご好意により掲載させていただいてます。


by azumi_azumi0701

縄と陶酔

逝くという事が理解できない。

自分でするには、充分な程

理解できてる。

赤い縄を見て興奮し手首を縛られ

首に縄をかけられ足の指に


それは私が自分の首を絞めやすいように

躰を反らすと自然にそうなる。



いつしか

首をもっと絞めてほしい。

そう懇願していた。


私を絞めるその手はゆるめる事なく
白い肌の首に手をかける。

軽く息ができないそんな陶酔した世界に私は

入りこんでいる。

肩まで肌を露にされ

胸元まで爪を黒板に立てるように
赤い筋が通る


膝までかぶさっていた布切れは

太ももまで露に。


痛いのは嫌だと言っていたのに

手の平をそれに重ね


痛いのは嫌?


と言いながら
空間に響き渡る程
音を鳴らし

三度叩く

何故か不思議と痛いという感覚はなく


もっと


と言いそうになる。



手首の軽い痺れに心地好さを感じながら
その手首は肩より上に引っ張りあげられる


私を触るその手は
私に入る
そのものと重ねてしまい

指を口に加え
舌で愛撫する。


すると猫から餌を取り上げるようにその指は
私の口からすり抜け

加えそうで加えられない
私の目の高さまでぶら下げるかのように
見せる


指の主にすりより

目で懇願する。


膝にすりより身を委ねると
ご褒美のように
加えさせてくれる



言いたかった


いつ、私に挿いってくるの?
きっと私は逝くという事が解るかもしれないのに。



って。

縄と陶酔_f0307778_21194468.jpg


photo
by yacoh35
by azumi_azumi0701 | 2013-11-23 21:18 | Comments(0)